効果的な入浴法
  日本人の温泉好きは有名で、温泉ブームと平行して大型の健康ランドも増加し、合わせて内風呂を好む人口も増え、賑わいをみせています。
  この寒い季節に、風呂に浸って身体のすみずみまで温かさが染み渡るのを実感するのは、至福の時間といえ、この庶
民のささやかな幸せをより豊かで健康にも良いものとするために入浴方法や温度などは大事な要素といえます。
 その一つとして入浴剤は、入浴の効果を一層高めますので、目的に合った入浴剤を使用することによって、疲労回復や保湿効果、血行促進、湯冷め防止など、さら湯よりもさらに効果が増進されるものです。入浴剤を上手に利用して、入浴を楽しみたいものです。

【入浴剤別の効能・効果】

薬用植物系:生薬に含まれている有効成分と独特の香りによって、血行促進、保湿効果、美肌作用、湯冷め防止などが期待できます。
 生薬を布袋などに入れ、浴槽に水の時から入れて沸かします。または鍋に入れて1Lほどの水で20〜30分煮出した煎じ液を浴槽に入れるとなお効果的です。
 中野薬房の製品で「マイルドバスエース」は、神経痛、腰痛、肩のこり、疲労回復に効果があります。
また、ご婦人の冷え性、荒れ性、あかぎれ、しもやけなどに効きます。症状によって使い分けてください。
炭酸ガス系:炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の炭酸塩と有機酸類を配合したもので湯に溶けた炭酸ガスが皮膚吸収により皮下に入り、じかに血管の筋肉に作用して血管が拡張するために末梢血管の抵抗が弱まり血流が増加し、その結果全身の新陳代謝が促進されて、疲れを回復し芯から温まることができます。炭酸ガスは肺から呼吸によって体外に排出されるので、体内に蓄積されることはありません。
無機塩類:硫酸ナトリウム(芭梢)、炭酸水素ナトリウムなどを主剤としたもので、塩類が皮膚表面のタンパク質と結合して膜を作り、この膜が体熱の放散を防ぐので、入浴後の保温効果が高く湯冷めしにくいという特長があります。
ひび、あかぎれ、冷え性などに向いています。
 なお、温泉と同様で入浴剤入りのお風呂からあがる時は、シャワーなどかけずに薬液のついた体をそのまま拭くと効果が持続します。

【温度別入浴効果】

42〜43℃の熱め:交感神経を刺激させるので血行が良くなり疲労物質が早く除去され、精神が高揚し身が引きしまるので、活動を開始したい朝のシャワーなどには効果的です。また、肩のこりや腰痛には患部に熟めのシャワーを5分くらいあてると、コリをはぐし血液の循環を促進して痛みを和らげる効果があります。
39〜40℃のぬるめ:身体を芯から温め、湯冷めしにくく、副交感神経が優位に働きリラックス効果が上がり、寝つきを良くするので就寝前にゆっくりと入浴するのに適しています。また、心臓の負担を軽減するのに、ぬるめの半身浴が最近注目されるようになりました。肩までつかるとかなり心臓に負担がかかりますので、お年寄りや心臓に持病のある方には半身浴をお
勧めします。足の疲れを取るのには、足浴が一番です。バケツに40℃のお湯を張り10〜15分ほど膝下を浸けます。足のむくみにも効果があります。

中野薬房ナチュラルインフォメーション