肝臓が疲れて弱ってくると、スジ縮んで体が硬くなる
肝臓が疲れて弱ってくると、スジが縮んで体が硬くなる
肝臓が疲れると体が硬くなる
若い時にはそれほど感じませんが、中年と言われる年代に入ると、お酒を飲み過ぎた翌日などに体が硬くなっているのがよくわかるようになります。
ストレスやオーバーワークで疲れがたっまってきた時も同じです。
こんなときにギックリ腰もよく起こします。
腰の周辺の縮んだ筋肉が無理矢理に伸ばされる時、その負担が骨盤のすぐ上の脊椎に集中してギックリ腰を起こします。
縮むのは腰の周辺の筋肉だけでなく、足や肩、背中、首など、いたるところの筋肉が縮んで硬くなっています。
東洋医学では肝臓と筋肉(スジ)とが密接な関係にあることを教えていますが、実は肝臓が疲れて代謝機能が低下すると筋肉(スジ)が縮んで体が硬くなるのです。
体が硬くなったら肝臓を強化することが大切
骨と骨は筋肉によってつながっています。そのため筋肉が縮むと骨と骨が引っ張られて、関節が動く範囲(関節の稼動域)が狭くなって、体を動かしにくくなります。こうした状態を「体が硬い」と言います。
筋肉が縮んだ状態では血行が悪くなっており、凝り、痛み、しびれ、ひきつり(けいれん)などが起こりやすくなります。足が重い、体がだるい、力がはいらないといった症状も出ます。
こうした、血液がドロドロで流れにくくなった状態を漢方では「お血(おけつ)」と呼び「万病の元」と位置づけていますが、肝機能の低下がこのお血をもたらします。
そのため肝臓を元気にすると血行が良くなり、縮んだ筋肉を緩めることができます。
肝臓は抗酸化物賞の製造工場
肝臓水解物、三七人参は肝臓の炎症を抑え、壊れた肝臓の細胞を修復することができますが、同時に肝臓でのアルブミンの合成量を増やします。
アルブミンは肝臓が最も多く作りだすタンパク質で、体に必要なタンパク質を補うだけでなく、水に溶けにくい物質やビタミン、ミネラルと結合してそれらを運搬したり、浸透圧の調整(血液中の水分量を保つ働き)をしたりしています。
肝硬変などでお腹に水(腹水)が溜まるのは、肝臓の機能が低下してアルブミンが十分に作られなくなるためです。アルブミンは1日に10〜16グラム作られます。
アルブミンは抗散化作用を持っている
活性酸素やフリーラジカルによって、生体膜、タンパク質、コレステロール、酵素、ホルモン、遺伝子などが酸化されると生活習慣病やがんが発生しやすくなります。
この時、生体防御のために肝臓が供給するアルブミンは活性酸素のオーツーマイナス(02 ̄)やヒドロキシラジカル(HO ̄)、脂質ペルオキシラジカル(LOO ̄)、次亜塩素酸(HClO)などによる酸化から体を守るスカベンジャー(抗酸化物質)として働きます。
抗酸化作用はアルブミン自身が酸化されることによって発揮されます。その際、アルブミンを構成するアミノ酸のうちトリプトファン、チロシン、ヒスチジン、システインなどが消耗されることがわかっています。
肝臓が弱ると血液がドロドロになる
肝臓ではアルブミンのほかにグロブリンやトランスフェリン、フェリチン、酵素(SOD、カタラーゼ、グルタチオンベルオキシダーゼなど)、ペプチド(グルタチオンなど)などの多くのタンパク質を作っており、これらはすべて抗酸化物質として働きます。
そのため肝臓の機能が低下すると体全体の抗酸化力が低下し、この時「お血」が生じます。
ドロドロの血液は筋肉への酸素供給量を低下させ、凝り、痛み、しびれ、けいれんなどをもたらすわけです。
アミノ酸、三七人参等で肩凝り、腰痛、関節痛、こむら返り(足のけいれん)などがよく改善される理由がここにあります。


中野薬房ナチュラルインフォメーション