花粉症襲来
 スギ・ヒノキ花粉が今までにない規模で飛散することが予想されている今シーズン。
1月が予想より寒かったため、花粉の飛散開始日が多少遅れ気味ですが、昨年秋からスギ花粉の飛散が観測されており、少しずつでもスギ花粉と接触することで過敏性が高まり、飛散開始日前から鼻炎症状を示す人は例年より多いと見られています。
●初観測日:1月1日以降でスギ花粉が1個でも観測された日
 大阪では1月1日、東京(品川)では1月3日に、すでにスギ花粉が観測されています。
●飛散開始日:花粉が1cm2当たり1個以上2日続けて観測された初日

◎スギ花粉の飛散開始日以前に発症する人も
「飛散開始日」よりも前の「初観測日」から少量の花粉が飛び始めており、それによって症状を発現する患者がいる。
1998年に栃木県で行った調査では、1月7日の「初観測日」以降、花粉症の患者数がだんだん増え、2月16日のスギ花粉の「飛散開始日」には、既に約半数の患者に症状が出ていた。
     一濁協医科大学における研究−
 症状の現れ方は花粉に対する反応性により異なり、予防の開始時期も違います。

●反応性の高いタイプ:花粉の少ない昨年でも発症するような反応性の高いタイプでは、少量でも花粉が飛び始める前、あるいは軽い症状が出始めた直後からアレルギー予防のために薬を服用し始める「初期療法」が、症状を悪化させず、長引かせないための有効な治療法とされます。

●それ以外の花粉症経験者:例年徐々に花粉症の症状が出始める低反応性では、従来通り、飛散開始日の1〜2週間前からアレルギー予防の「初期療法」を始めましょう。

◎花粉症のセルフケアーの基本
 花粉の情報を知って、花粉との接触を極力避けることが大切です。

@その日の花粉情報を知る
 各地域の花粉情報は、天気予報など毎日チェックしましょう。

●花粉が多く飛ぶ日:「晴れて空気が乾燥して風の強い日」「晴れて気温が高い日」「雨上がりの翌日や気温が高い日が2〜3日続いた後」など

●花粉が多く飛ぶ時間帯:都市部でスギ花粉が多い時間帯は、昼前後と日没後。

A家の中に花粉を入れない
 ドアや窓の開閉時、洗濯物や布団を外に干すことで花粉は屋内に入ってきます。やむを得ず屋外に干す時には、花粉をよく払って取り込みましょう。

Bやむを得ず外出する時の注意
 マスクや眼鏡などで、花粉が鼻や目に直接触れるのを防ぎましょう。また、衣服は表面のなめらかなものを選び、肌の露出を少なくしましょう。静電気防止スプレーも効果的で、家に入る前に衣服を払って、花粉を屋内に持ち込まないように。また、外出から帰ったら、うがい、洗顔、目や鼻の洗浄などで付着した花粉を速やかに取り除きましょう。

◎アレルギーに負けない体質作りの5力条
@睡眠を充分に取り規則正しい生活を!
Aストレスは極力ためないような工夫を!
B辛いものなど刺激物や、アルコールを控え、バランスの良い食事を心がけましょう!
Cタバコは鼻や目の粘膜を直接刺激するため、喫煙者本人と周囲の人のためにも禁煙を!
D普段から軽い有酸素運動をして鼻呼吸を促進させましょう!



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