Cきつい下着が血行を阻害、むくみなどの原因となる。
D合わない靴や底が極端にすり減った靴、ハイヒール等は膝関節に負担をかけ、筋肉が常に緊張して血行が阻害されやすい。
E歩く度に膝には体重がかかっており、体重を3kg落とすと、膝への負担は18kg減る。
Fバレーボールなどジャンプするスポーツや膝を大きく曲げるスポーツは、膝に負担がかかって軟骨がすり減りやすい。

◇変形性膝関節症における日常生活の工夫変形性膝関節症の治療は、病院へ通院することだけではありません。医師の指導にしたがって治療を行って痛みが治まってきたら日常生活を見直し、膝への負担をできるだけ軽くするエ夫をすることが大切です。

●意識的に減量につとめる
●軽い運動を習慣づける(膝の状態に合わせ無理のない方法で)
●足に合った靴を選ぶ
●毎日お風呂に入り血行をよくする
●サポーター等を利用し膝を冷やさないようにする
●杖を利用して、転倒防止や膝への加重を分散させるなど

●TOPICS 変形性関節症の遺伝子発見
 変形性関節症の原因遺伝子の一つを理化学研究所遺伝子多型研究センターの池川志郎チームリーダーらが発見し、1月9日付の米科学誌ネイチャージェネティクス電子版に発表した。
 チームでは、同症患者の軟骨と健康な人の正常な軟骨で、細胞の周りに蓄積する「テスポリン」というタンパク質をつくる遺伝子の働きの違いを分析し、患者では同遺伝子が20倍も多く活動していることを発見し、アスポリンが軟骨の成長を適切に保っているとみている。変形性関節症の原因遺伝子や機能を解明したのは世界で初めてであり、同症発症の可能性の高さを診断する技術や治療薬の開発につながると期待される。
参考:プレスリリース独立行政法人理化学研究所
変形性関節症の原因遺伝子を世界で初めて発見
http://www.riken.jp/r−WOrld/info/release/press/
2005/050110/index.html
悩み多き膝の痛み「変形性膝関節症」
 骨や関節の最も発症頻度の高い病気の一つ「変形性膝関節症」は、膝などの関節の軟骨がすり減り変形して、痛みや歩行障害を伴います。
 国内の患者数は推定約700万人、関節リウマチの約10倍近くに上ります。一般の人を対象とした調査では、60歳以上で女性の約4割、男性の約2割が、レントゲン上で変形性膝関節症と診断されています。さらに、高齢になるはど患者は増え、80歳代では女性で6割以上、男性
でも半数近くに達します。そして、レントゲン上で変形性膝関節症と診断された人のうち約2割に膝の痛みや腫れなどの自覚症状が見られます。また、どの年代でも女性の割合が男性に比べてl.5〜2倍多くなっています。
 また、変形性膝関節症の発症や悪化の要因として、『女性・肥満・0脚』が関係すると言われています。特に日本人は、もともと0脚の傾向があり、日本人の変形性膝関節症の約9割に膝の内側に強い変形が見られます。
 この他、膝の痛みの原因は様々ですが、膝に痛みを起こしやすい人には共通の原因があり、生活習慣を振り返りその原因を知ることで、普段から意識して予防に役立てましょう。
◇膝の痛みとチェック項目との関連
 2〜3項目にチェックした人:黄色信号
 4項目以上にチェックした人:赤信号

     膝の痛みの原因チェック

ロ@運動不足だと感じることが多い
□Aすぐ足を組むクセがある
□B0脚や偏平足など足の変形がある
□Cきつい下着を付けていることが多い
□D合わない靴やハイヒールを履くことが多い
□E太り気味である
ロF膝へ負担の大きいスポーツ習慣がある

@運動不足で足腰の筋力が低下するため、膝など関節の痛みを引き起こしやすくなる。
A膝を組むと膝関節が不自然な方向に曲げられ、背骨もゆがみ、筋肉に負担がかかる。
BO脚や偏平足など足の変形があると、膝の内側に負担がかかりやすくなる。

中野薬房ナチュラルインフォメーション