
歩き始めに膝が痛む。階段の昇り時りがつらい。膝が痛くて正座できない…
このような悩みを持つ中高年の女性は以外と多いものです。このような症状の人はほとんどが変形性膝関節症です。この変形性膝関節症は老化とともに発生する膝の病気で40歳以上の人の5人に1人がかかるといわれています。女惟に多く男性の2〜3倍にのほります。体重が増加すると膝への負担が大きくなるために、中高年の太り気味の女性によく見られます。高齢になってO脚にならないためにも早めの予防や手当をしましょう。
変形性膝関節症はその名のとおり、膝の関節が変形して痛みがおこってくる病気です。膝上の大腿骨と膝下の頸骨のつなぎ目全体を膝関節といいます。大腿骨と頸骨のつなぎ目は軟骨でできており、かたい骨同士が直積触れ合わないようになっています。(下図参照)。この軟骨は関節の動きを滑らかにしたり、膝への衝撃を吸収する働きをしています。変形性膝関節症は、この軟骨がすり減り、膝関節が変形してしまう病気です。軟骨がすり減る原因の−つに軟骨の老化があります。
若い人の軟骨は、みずみずしく弾力性に富んでいますが、年をとると弾力性が失われてしまい摩耗しやすくなります。関節の摩擦が大きくなると、周囲の神経を刺激して痛みを生じます。また、すり減った軟骨のかけらが滑膜を刺激すると炎症がおこり水がたまります。症状はおおむね次の順に現われてきます。
(1)膝関節のこわばり感…朝、歩き始めに重くなる。
(2)歩行時に痛む
(3)足の曲げ伸ばしが不自由になり、正座ができない。
(4)膝に水がたまる。…腫れて熱感をもつ
(5)膝を動かすとコキヨキと書がする・‥摩擦音
(6)膝の変形・・・関節の内側の軟骨がすり減ることが多いのでO脚になりやすい。

膝関節を支える大腿四頭筋を強化する体操をしましょう。
右図のように足の膝を床と水平になるように10秒間保ち元に戻す。左足も同様に毎臥
朝夕20分程度行います。ただし、腰に炎症があるときは行ってはいけません。
痛みの相談で来局される中高年すぎの女性のなかに変形性膝関節症である場合が案外と多いものです。膝の様な運動器の痛みは、あまり生命に関係ないので軽視しがちですが、しかし毎日の生活にいつも障害となりますから上手に対処することが必要です。どんな病気でもそうですが悪くなってから治療するよりも初期のうちに予防することが大切です。日常の生活では@肥満を防ぐA長時間立ったり、歩き続けないB重いものをもたないC正座を避けるなど自分の工夫と膝体操のような努力で治り、予防もできます。また、漢方薬・自然薬のなかでも自信をもってお奨めできるものもあります。変形性関節症の他、神経痛、リュウマチ痛風などでお困りの方、常日頃から痛みの研究をしている自然療法の中野薬房へご相談下さい。
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