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3.漢方薬は服みかたしだい
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3.漢方薬は飲み方次第
「漢方薬」の処方の組合せは、民間薬のようにただ一種類の薬草(生薬)だけということは皆無に近く、ほとんどの漢方薬は二種類以上の組合せでできあがっています。
前述の葛根湯なども葛根、麻黄、生妾、大棗、桂枝、胃薬、甘草の七種類からなって いますが、これ以上に数多くの生薬を組合せた処方は珍しくありません。
「漢方薬」を飲むというと、なにか得体の知れない草の根とか、木の皮などをグッグッ煎 じて飲むものだと考えてる人がかなり多いものです。
たしかに、昔はそのような風習をよくみかけました。
しかし、すべてが忙しく、スピード化された現代に、それではあまりにも、時間や手間 がかかりすぎるので、インスタントコーヒーなみに、エキス化した漢方処方の粉末や錠剤 が製造されています。
病院で渡される漢方薬も、薬局・薬店で売っている漢方薬も、このスタイルのものがほとんどになってしまいました。
これに対して、どのように研究して作られたインスタントコーヒーであっても、本物のコーヒー通の人からみては、味が違うといわれるのと同様、漢方薬もエキス剤では効果が落ちると心配する人もいるようですが、現代では最大公約数的なニュアンスがあるものの、品質が安定し、使いやすい漢方エキス剤を除外するわけにはいきません。
もちろん、漢方薬調整の方法としての「正統派」はなんといっても「煎じ薬」ですからできれば「煎じ薬」として服用するのがベストです。
まず一日分のお薬を土瓶に入れ、500ミリリットルから600ミリリットルの水を加え、弱火で、吹きこぼさないようにしながら、45分から50分かけて、約半量になるまで煮出し、熱いうちに、茶こしにガーゼを敷いて、別な器に移します。
別な器に移した煎じ上がった液は、できれば温かいうちにまず一回分を服用し、残りは冷蔵庫で保管し、次回服用の場合には温めなおして服用するのが原則です。なお、最近では手間いらずで効率的な煎じ器具が発売されています。
(一般的には1日3回の服用であれば、空腹時に温かい状態でゆっくり服用するのが原則で、吐き気がつよいとか、出血がある場合に限っては、冷やして服用します。
また、時間の都合とか、神経質な人で空腹時の服用に抵抗のある人では、専門家と相談の上、服用する時間を変更するのがよいでしょう。
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