ここに掲げる体験談は、当薬房におけるアトピー性皮膚炎の患者さんの実体験談です。ご厚意により掲載しております。
アトピーが良くなって 内村 ○○
私がが中野薬房さんのことを知って薬を使い姉めてからもうすぐ一年が経とうとしています。今では、あれだけ痒く見るに耐えなかった肌が、自分がアトピーであることを忘れている時のほうが多く、また、初めて会う人に「アトピーだ」と言っても信じてもらえないほどになりました。
良くなるには時間がかかるから焦らず、ゆっくりと思っていたのに、こんなに早く目に見えて良くなったことに本当に驚いています。
アトピーがひどかった頃、アトピーについての情報が氾濫していて、どれが良いのか分からず、あれもこれもと試しては失敗していた時に中野薬房さんのことを知り、他の情報はすべてシャットアウトしてこれしかないと信じて頑張ってきましたが、ここまで良くな
るとは思っていませんでした。
小さい頃から少し敏感肌でしたが、大きくなったら治るだろうと、たいして気にしていませんでした。
五年前、大学進学のために京都で一人暮らしを始めた頃から、生活が不規則になったせいもあってか肌が赤く、ガサつき始めました。それでもアトピーと呼ぶほどひどくはなくて、ただの肌荒れだと思い、高い化粧品を買ってきては、良くならないのは化粧品が肌に合わないせいだと、いろいろとっかえひっかえ試していました。その頃は、周りの人もアレルギー性のものとは思わなかった程度だったので、よく「栄養をちゃんと摂りなさい」とか「しっかり睡眠をとりなさい」といった、当たり前の忠告を私にしていました。また私を心配してくれていろいろな情報や化粧品を持ってきてくれる友人がたくさんいたので、そんな情報に頼りきりになっていました。
ようやくこれはただの肌荒れなんかじやないと気付いたのは、二年前の春に新築のマンションに引っ越した時でした。以前から繁華街の中での一人暮らしにあこがれていた私は、やっと夢が叶ったとこれからの生活に胸を膨らませていました。
しかし、そのマンション(一階)は街中ということもあってか風通しが悪く、また、日当たりも最悪で湿気が部屋にたまって、−年ほどたった頃から、体がだるくなり常に頭が重く吐き気がするようになりました。
それと同時に顔も赤く腫れ上がり全身が軽く、身体中かきむしった痕と傷で肌を隠さないと外に出るのが恥ずかしいほどになりました。終いには、洗顔するのに顔を水に浸けただけで痛みがはしる状態でしたが、それでもこれは顔の角質が取れたからだと思っていました。
しばらく経っても一向に治る気配も無く、これはもしかしたら大変な病気ではないかと、病院に行って診てもらいました。その結果アトピー性皮膚炎であると診断され、ビタミン剤の注射を週3回、ステロイドの塗り薬を毎日塗ること、漢方薬と少量の睡眠薬を続けていけば治るということでした。
確かにステロイド剤を塗ると翌日には患部がきれいになっていました。塗るだけできれいになるので、今度は朝昼晩いつもステロイド剤を持ち歩いて、気が付けば塗るといったことを繰り返しました。そしてステロイド剤を持っていないと精神的にも落ち着かなくなり、無くてはならないものになって3週間ぐらい経った頃でした。顔中に吹き出物ができ、もとの顔が思い出せないほど顔がぼこぼこになってアトピーどころの騒ぎではなくなってしまいました。
驚いた私はどうしたら良いのか分からず塞ぎ込み、友人の誘いを断ることが多くなり、遂には外に出ることもほとんど無くなっていました。
外に出なくなってますます症状が悪化した私は、以前友人が、私の部屋に来る度に目が痛くなると言っていたのを思い出し、もしかしたらこの部屋が病気を悪化させている原因なのではないかと考え、とうとう部屋を引っ越すことを決意しました。
そのことを両親に話した時のことでした。母が「だまされたと思ってやってみては・・・」と私に話してくれたのが中野薬房さんのことでした。どれもこれもうまくいかず、これ以上悪化しなければ良いと、治すことは諦めていたので、「とりあえずやってみようかな・・・」くらいの気持ちで始めました。
初めて薬を使った次の朝、鏡の中の顔はあれ?・・・といつもより顔色が良いように感じました。薬が効いているようでも、まったく効いていないいないようでもなく、中野先生が治すには時間がかかるからと仰ったのを思い出しました。ステロイドのような薬はすぐ効果が出る反面副作用もあるため、効き過ぎる薬に対しての恐怖心、があったので、かえってこの薬を信じることができました。
一番大変だったのは、それから毎日忘れないように薬をとっていくことでした。もともと、飽きっぽい性格なので心配でしたが、薬を摂るにつれて体調もよくなっていっているのを感じていたので、一人暮らしの不規則な食生活をカバーーしてくれると思い、毎日の習慣にすることができました。
肌のほうは「リバウンドがある」といわれた通り、良くなったり悪くなったりでしたが、悪くなった時の状態が、少しずつ前よりずっとマシになってきていましたし、次第に良い状態でいることのほうが長くなっていきました。そんな良くなったり悪くなったりが続いて、いつのまにか半年が経ち、悪い時でも外出出来ないほどの状態にはならなくなって、積極的に外に出るようになりました。
そのせいか、性格も明るくなり、いじけることもなくなっていきました。その頃から肌もものすごく良くなっていきました。人前に出ても堂々とでき、なによりも心から楽しいと思えることが増えました。
今、私は自分が行きたい所や、したいことに何のコンプレックスもありません。着たい服も(まだ、かきむしった時の痕は残っていますが)肌を強く意識することなく選べるようになりました。
かきむしった痕を見る度に思うのは、もっと早く中野薬戻さんのことを知っていればということぐらいです。
肌が完全に良くなるのにはもう少し薬を続けなければならないとは思いますが、長くはかららないと思います。そればかりか、もう少し続ければ、前以上によくなるのではという欲まで出てきています。いつ治るのかという不安もなくなって、前向きに毎日を過ごせるようになった今、この治療法に出会えた感謝と喜びでいっぱいです。
最後に、遠く離れた京都から電話や手紙で、薬の追加や相談を一方的にするだけの私にいっも素早く対応してくださった中野先生と奥さんに心からお礼申し上げます。
平成11年6月21日
アトピー性皮膚炎体験談
NO.03
